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公立中学校の部活動コーチ 女子生徒と性行為・警察が捜査中 被害生徒はショックで約1年間警察の聴取受けられず…

長野県松本市内の公立中学校・部活動外部コーチ(30代)が、女子生徒と性行為をしていた事件。

トレンドニュースキャスター取材班は、松本市教育委員会や関係者から詳しい話を聞いた。

「大変なことになっちゃった」

市教委によると、昨年の6月20日、女子生徒が養護教諭に「大変なことになっちゃった」と申告。

しかし、精神的ショックから、詳細をなかなか話すことができなかった。

だんだんと状況が分かって来た学校は、約1週間後に保護者を学校に呼んで、校長が状況を説明。

ドライブや性行為

コーチが昨年5月~6月にかけて、女子生徒にSNSで連絡を取り、2人でドライブに出かけていたことが判明。

(画像:松本市内)

また、少なくとも1回の性行為があった。

その後、学校職員と保護者は警察へ相談。

コーチ自ら出頭

これ以上生徒に被害が生じないように、コーチとのSNSでのやり取りを消去させたという。

コーチは、生徒と連絡が取れなくなったため、状況を察知し自ら警察に出頭。

(画像:イメージ)

警察の調べに、生徒との性行為を認めた。

なお、警察はコーチを立件するためには、被害生徒からの聞き取りが必須と判断。

生徒に聞き取りの要請をしたが、被害生徒はショックから約1年間応じることができなかった。

ここ最近になって、やっと応じられる状態になったという。

一方学校は、カウンセラーや教諭が被害生徒の心のケアを、ずっと続けて来た。

学校が採用したボランティア

なお、松本市では「部活動指導員」と「地域アスリート」を、会計年度(パートタイム)職員として採用。

面談時から要領の読みあわせや、採用時には誓約書を書かせている。

(画像:松本市役所)

また、年に数回の研修も実施。

しかし、今回事件を起こした外部コーチは、中学校が簡単な面談で採用した「ボランティア」だった。

週末に技術指導と、大会への引率を担当。

中学校の保護者会から、わずかな報酬が支払われていた。

関係者は、トレンドニュースキャスターの取材に「外部コーチは、テニスの経験者」と証言。

教委の担当者は、「学校が採用している外部コーチについても、今後何らかの形で研修が必要と考えている」と語った。

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