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埼玉県狭山市の市立中学校で『刺激臭』 消防車両21台+ドクターカーが出動 生徒23人を救急搬送 市は「原因調査中」

30日朝、埼玉県狭山市の中学校から消防に「刺激臭がする」との通報が入った。

体調不良を訴えた生徒23人を、救急搬送した。

トレンドニュースキャスター取材班は、消防と市の危機管理課から話を聞いた。

生徒は目や喉の痛み

埼玉西部消防局によると、30日午前8時17分ごろ、狭山市立堀兼中学校の教職員から「中学校のテニスコート付近から異臭がする。生徒数十人が喉の痛みなどを訴えている」との119番通報が入った。

消防車両21台とドクターカーが現場に出動。

体調不良を訴えた生徒23人(男子生徒17人、女子生徒6人)を、救急搬送した。

生徒は目や喉の痛みを訴えているが、いずれも軽症だという。

現在原因調査中

狭山市の危機管理課によると、テニス部(男女)、サッカー部、野球部の1・2年生が、当時朝練習をしていた。

なお、現場では、堀兼中学校、市教委、危機管理課、環境課、地区センターの職員および消防、警察が原因を調査中。

また、中学校の敷地内では危険物は見つかっておらず、隣接する学校で薬品が紛失したという情報はない。

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