女性教職員が中学生に複数回わいせつ行為、男性教諭が生徒を抱きしめ 静岡市が2人を懲戒免職
静岡市教育委員会は25日、車内で生徒にわいせつ行為をした女性教職員など、2人を懲戒免職処分にしたと発表。
「どうしてこんなことを…」
静岡市教委によると、中学校に特別教育支援員として勤務していた女性職員は、今年2月から3月にかけて、勤務時間外に勤務校の生徒と、自身の車の中で複数回わいせつな行為を行った。
女性職員は、今回の行為を自ら校長に報告したことで、事案が発覚。
教委の聞き取りに、女性職員は「違法行為であるという認識はあった」と話した。
また、「どうしてこんなことをしてしまったのだろう」といった自責の念や、反省の言葉も口にしたという。
身体接触を何度も
さらに、中学校の男性教諭は昨年度、校内で生徒を抱きしめるなど、不必要かつ不適切な身体接触を何度も行った。
被害生徒が保護者に相談し、保護者が学校に報告したことで、事案が明らかになった。
教委の聞き取りに、男性教諭は「被害生徒を抱きしめたいという気持ちになった」などと話したという。
なお、「2人の教職員の氏名、勤務校と被害生徒の性別についても、生徒のプライバシーに配慮し、公表しないことにした」と静岡市教委。
許し難い行為
静岡市の赤堀教育長は「今回の不祥事は、教育に関わる公務員として許し難い行為であるとともに、市民の皆様の学校教育に対する信頼を大きく失墜させてしまい、大変遺憾であります」などとコメントした。
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