哀愁漂うゆるキャラの姿が話題 「たのむ、誰か来てくれ!」と悲痛な訴え
山形県朝日町の非公式キャラクター「桃色ウサヒ」。広い遊園地で、雨の中、泣いている姿がSNS上で話題を呼んでいる。
トレンドニュースキャスターは、「中の人」から詳しい事情を聞いた。
174万表示突破
桃色ウサヒ(@momoiro_usahi)は、26日に「たのむ、誰か来てくれ。」と投稿。
この投稿は、1.8万以上のいいねを獲得し、174万表示を突破している。
雨で気温が低い悪条件
桃色ウサヒの中の人は、トレンドニュースキャスターの取材に対して、「山形県上山市のリナワールドにゲストとして呼ばれて、当日は午前8時半に到着した」と話す。
しかし、雨で気温が低かったこともあり、午前9時半に桃色ウサヒが、入口に立った時の客は0人。
そこで、緊急ツイートを行ったそうだ。
各回2組程度の触れ合い
しかし、その甲斐もなく、客は少ないまま。そこで、桃色ウサヒは園内で客探しを始めた。
なお、午前10時半、午後1時、午後2時、午後3時半の回でお客さんに触れ合えたのは、各回2組程度だったという。
ただし、「前回ほかのキャラクターが出演したときには、賑わっており、今回はあくまで天気の影響」と中の人は熱く語った。
行きたいけど行けない
SNS上では、桃色ウサヒの「誰か来てくれ。」のツイートに反応。
「行けたら行く」、「行きたいけど、午後から息子の吹奏楽のコンサートがあるから行けない」、「すまん、気づくのが遅かった」などの声があがった。
長生きすることが夢
少し雑な扱いを受けている桃色ウサヒだが、朝日町では根強い人気がある。
今年の地元小学校や中学校の卒業式にゲスト出演。そこでは、特に保護者に好評だったという。
また、スーパーやハウスメーカーのイベントに出張することもある。
過去には、ゆるキャラグランプリにも出場し、岡山県にゲストとして呼ばれたことも。
最後に今後の夢について尋ねると、「長生きすること」と中の人は語った。
(取材・文 小野貴弘)
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