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【TGS2025】“声優e-Sports部”がPCCSブースで大活躍!?前田佳織里の狂犬トークに客席沸騰、翌日は三者三様のゲーム愛が炸裂!

21万3101人が来場した東京ゲームショウ2025に、ガチのゲーム好き現役声優、総勢44名によるeスポーツ応援プロジェクト「声優e-Sports部」がPCCSブースに登場。

株式会社PCCSはeスポーツ施設の開業支援をおこなう企業で、国内最大級のeスポーツ施設やeスポーツカフェなど全国100を超える施設をプロデュース、さらにeスポーツ情報を発信するラジオ番組「いーらじ」の運営なども行っている業界では有名な存在である。

このPCCSブースで声優e-Sports部メンバーが9月27日(土)、28日(日)の2日間にわたるトークショーとうちわ配布を実施した。サイン入りうちわはじゃんけん勝者のみという声優e-Sports部らしい仕様だ。

司会はおなじみ声優e-Sports部プロデューサーの吉村尚紀氏が担当した。

初日—前田佳織里、アミューズの狂犬のトーク炸裂

27日は声優e-Sports部の部長・前田佳織里が登壇。ハイチェアに座るのにもたつく可愛げから声優e-Sports部らしくトークはゆるく滑走開始——のはずが、すぐさまアクセル全開に。

今年のTGSは来場者の熱気がすさまじく、海外からの参加者も目立つと所感を語り、自身が海外イベントに参加してきたことにも触れ「ゲームは世界をつなげる力がある。つまり世界が前田を呼んでいる」と豪語。さすが部長、開幕からグローバルな野望を掲げた。

最近のファンは知らない人が多いが、前田は元々『Call of Duty』や『Apex Legends』、加入時は『フォートナイト』に打ち込むガチゲーマーとして知られる。
「アミューズの狂犬」という通り名の由来も披露。声優e-Sports部の番組でつい口が悪くなる実況ぶりに対し、コメント欄で視聴者が「これはアミューズの狂犬だ」と盛り上がったのが発端だという。自らネタにできるのが部長の強みである。

レトロゲーム話になると、前田のレトロ沼は『魔界村』と告白。操作が激ムズすぎて、逆にクリアしたときは「脳汁が出て酒がおいしくなる」ほど格別だという。逆に観客からおすすめゲームを募ると「サイレントヒル」「夜勤事件」とホラーゲームタイトルが続出。かつて前田自身が声優e-Sports部配信で「夜勤事件」をプレイした思い出を語りつつも「ホラーに飢えてるのでぜひやりたい」と前のめりだった。
一方で人気の『8番出口』では異変にまったく気づけない自覚があるそうで、「帰れなくなるから、そこは帰らせてくれ」と切り返し、会場を沸かせた。

自分がゲームを作るなら?との質問には即答で「声優ゲーム」と回答。
アフレコ現場をモチーフに、新人声優としてマイク前の入れ代わり立ち代わりを渋滞回避できるか——という設計で、声優自らプロデュースまでやり切る構想を披露。部長らしいオチで初日を締めた。

2日目—内山悠里菜・月城亜美・澤田姫、三者三様の“好き”が止まらない

翌28日は内山悠里菜、月城亜美、澤田姫の3人が登場。なぜかペットボトルのお水の乾杯でイベントが始まるゆるさが声優e-Sports部らしい。

ビジネスデイから会場を踏破してきた三人のオススメブースで一致したのは、スクエア・エニックスの“デブチョコボ”撮影コーナー。いざ乗ると想像以上に高さがあって足が届かず”ちょっと怖かったかも“という。

内山は『七つの大罪』ブースのデカディアンヌを推し、エリザベスの集団がいる光景に興奮したと笑う。澤田はバンダイナムコの塊魂を推し、実物大の王子との写真を月城に撮影してもらったという。

日頃から月城を中心に遊ぶことがあるという3人は、ぷよぷよの特訓をしたり、夜中に脱出系やマイクラで共遊する仲。懐かしハード談義ではWiiが優勢。月城は初めて買ったのはPS3で、父親と「どちらが買うか」の勝負に負け自腹購入した青春エピソードを披露し「賭け事はよくない」と学んだとも語った。

「今だからリメイクしてほしいゲーム」では、内山が『Wiiパーティ』の“みんなでワイワイ”を推し、月城は“戦わないRPG”『とっとこハム太郎』シリーズの復活を夢想、澤田は“みんなでできる”『ポケモン ダイヤモンド&パール』のパーティープレイを挙げた。方向性は違えど、根っこは“集まって遊ぶ楽しさ”でつながっている。

自分がゲームを作るなら?との質問には、澤田が“声優ならでは”のマイク発声採点ゲームを提案し、マイクを使うゲームの可能性について盛り上がると、内山は選択で未来が変わるマルチエンディング推しで『Detroit: Become Human』を「神」と断言。もっと増えるべきと熱弁した。月城は「ドット絵がもう一回来る」と予想し、カイロソフトから発売され話題を呼んだ“ドラえもんのどら焼き屋シミュレーション”のようなゲームが良いと語ると、ここで内山が突然「髪の毛切りたい」と爆弾発言し、「なら美容室シミュレーション、アリでは?」と全員で大笑い。インディーゲーム的美学にも話が及び、レトロゲーム調ビジュアルが味になっている『都市伝説解体センター』にも言及した。

締めの会場ガイドも抜かりなし。内山は「SELECTED INDIE 80」コーナーに加え、グルメは“王子様のアメリカンドック”と『リトルナイトメア』コラボドリンクをおすすめ。月城は知る人ぞ知る「ゲームセンターCX」ブースを挙げ、番組スタッフやプロデューサーに遭遇できるマニア垂髄の体験を紹介。澤田は「フードが全部おいしそう。まだ食べられてないので、私たちの代わりに食べてSNSに上げて」と会場に託した。

ラストは恒例、サイン入りうちわ争奪のじゃんけん大会からの手渡し配布。2日間を通して、笑いとゲーム愛、そして少々マニアックなトークで、PCCSブースは終始熱気に包まれていた。

・株式会社PCCS
公式サイト https://www.pccs.co.jp/

・声優e-Sports部
公式Twitter https://x.com/seiyu_esports
公式サイト https://seiyu-esports.jp/
YouTube https://www.youtube.com/@seiyu-esports

取材/文 YOSHITETSU

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