『やりたい放題』ビッグモーターついに断末魔へ　埼玉県警が器物損壊の疑いで捜査開始　所沢店前では通常の約10倍の除草剤成分検出

中古車販売大手「ビッグモーター」所沢店前の街路樹から、除草剤成分が検出された問題。

埼玉県警が器物損壊の疑いで捜査を始めた。

なお、その検出量は通常の約10倍であることが、トレンドニュースキャスターの取材でわかった。

通常の約10倍の量を検出

埼玉県によると、ビッグモーター所沢店前の街路樹が枯れていたため、7月28日に土壌のサンプリング調査を実施。

2箇所の土壌を分析したところ、植え込みから除草剤に含まれる「グリホサート」を、それぞれ2.1g/㎡と0.6g/㎡検出。

通常1回に散布される量は、およそ0.2g/㎡のため、最大で約10倍の量が検出されたことになる。

現場を確認した担当者は、取材に対して「現場の草もきれいに無くなっていた」と話す。

器物損壊の疑いで捜査開始

埼玉県は、本日18日埼玉県警に被害届を提出し、受理された。

埼玉県警は、器物損壊の疑いで捜査を開始し、街路樹が枯れたいきさつなどを詳しく調べる方針。

なお、器物損壊罪の量刑は3年以下の懲役か、30万円以下の罰金で、1万円以下の科料という場合もある。

さらに、道路法101条の道路付属物損壊罪に問われる可能性も考えられる。