木彫りの「アジの開き」作者は小学三年生の女の子!?「リアルすぎる」と話題
(写真提供:キボリノコンノさん)
今にも香ばしい匂いが漂ってきそうな、アジの開き。なんと、木で作られているというのだから驚きだ。
トレンドニュースキャスターは、投稿者のキボリノコンノさん(@kibori_no_konno)に話を聞いた。
小学三年生の女の子が作った力作
(動画提供:キボリノコンノさん)
投稿された動画は、210万再生を超えている。また、「本物にしか見えない」、「観察力がすごい」などのコメントが寄せられた。
作者は、小学三年生のいっちゃん。タイトルは「ちょっとやきすぎちゃったアジ」だ。33日間にわたり、1日約2〜4時間かけて作成したそうだ。
キボリノコンノさんは木彫り教室を開いて、いっちゃんに木彫りを教えているわけではない。
二人の出会いには、深いストーリーがある。
いっちゃんの存在を知ったのはTwitter
(写真提供:キボリノコンノさん)作者:左・いっちゃん 右・キボリノコンノさん タイトル:左・「バターしみしみパン」右・「注がれたコーヒー」
「私の作品が情報番組で紹介された際に、いっちゃんのお母様が『娘がコンノさんのコーナーを見終わるまで、学校に行ってくれない』と、ツイートされていたんです」と、語る。
そのツイートを見て、リプライを送った。しかし、その後は、特に連絡を取り合っていなかったそうだ。
転機は、突如訪れた。「私の個展に、いっちゃんとお母様が来てくださいました。そのとき、いっちゃんが『バターしみしみパン』を見せてくれたんです」と言う。
急遽、自分の作品と一緒に「バターしみしみパン」を展示した。その後、二人の交流が始まったのだ。
木彫り仲間
(写真提供:キボリノコンノさん)
「いっちゃんは私のことを師匠と慕ってくれていますが、お互いに、着色や工具の使い方を教え合っています。仲良しの木彫り仲間です」と言う。
最後に、キボリノコンノさんは、今後の目標について「直接、見て楽しんでもらえるように、全国各地で展示会を開催したいです」と語った。
いっちゃんも、キボリノコンノさんに目標を伝えてくれている。
「みんながびっくりしたり、喜んでくれたりして、自分が納得できる作品をまた作りたいです。 夢はゴリラの飼育員です!」
(取材・文 松浦悠汰)
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