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年末年始帰省シーズンにオススメ!人気アナウンサー吉田明世の初絵本「はやくちよこれいと」

昨今、絵本ブームということもあり、数々の有名人・アーティストの方々が、絵本を出版しております。

そうしたなか、元TBSアナウンサーで、現在の2児の母であり、フリーアナウンサーとしてテレビ、ラジオ、イベント、モデル、…と様々な分野で活躍されている吉田明世さんが12月21日に初の絵本を出版されました。

ただ、これまでの有名人のケースと違うのは、吉田さんが保育士、さらには絵本専門士の資格を持っているということでございます。絵本、子どものスペシャリストでもあるのでございます。笑いのセンスも数々のバラエティー番組で証明済みでございます。そう聞くと、いったいどんな絵本なのか…気になるところでございます。

吉田さんがかつて「サンジャボ」で共演していた爆笑問題のお2人が出演するTBSラジオの「爆笑問題の日曜サンデー」でも今回の絵本が話題になっておりました。

(作:吉田明世/カタスケ 絵:今津良樹 出版社:インプレス)

絵本のテーマは、「早口言葉」。アナウンサーさんはもちろん、俳優さんなど「声のプロ」が、発声練習などと共に、練習で使う歌舞伎十八番の演目のひとつ「外郎売」の物語(ながセリフ)を子ども向けにアレンジした早口言葉絵本となっております。ちなみに、吉田さんもTBS入社時に受けた研修で「外郎売」を丸暗記されていたそうです。毎朝、ラジオで生放送を担当するなど、日々、「言葉」を発信、言葉を生業にしていることもあり、言葉の大切さ、魅力を子どもたちに伝えたいとの思いもあり、ご自身初の絵本のテーマに、この「早口言葉」を選ばれたのではないかと存じます。

内容はというと、遠い不思議の国からやってきた、チョコレートの魔人がもっている「はやくちよこれいと」を一粒食べると、…というストーリーになっております。楽しくて難しいリズミカルな言葉がクセになる親子で楽しめる絵本でございます。

ちなみに、絵本の表紙に記載されている作者のところを見ると、吉田さんの名前の隣に「カタスケ」と併記されております。実はこのカタスケさんは、広告会社でクリエイターの仕事をしている吉田さんの夫でございます。少々古い言い回しになりますが、こちらの絵本は、2人の愛の結晶でもございます(笑)。言葉を生業とする2人の言葉遊び絵本ということだけでも一読の価値ありでございます。

年末年始、帰省シーズンということもあり、親子で一緒に過ごす時間も増える時期でございます。是非、2人の愛の結晶の早口言葉絵本『はやくちよこれいと』で楽しい親子のひとときを楽しんで頂ければと存じます。

こちらの絵本、音声で吉田さんの読み聞かせをダウンロードできる仕掛けもあるとのこと。こちらも是非、お楽しみ頂ければと…。

(文:絵本トレンドライター N田N昌)

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