映画『正欲』 岸善幸監督がQ&A舞台挨拶に登場!! 稲垣吾郎は「狂気性が垣間見えて、この役にピッタリ」
第36回東京国際映画祭コンペティション部門正式出品の映画『正欲』が、10月31日(火)に、岸善幸監督のQ&A付き上映会を実施した。
キャスト全員と話し合い
日本を代表する豪華俳優陣の出演についての質問が上がると、岸監督はまず、「とにかく各キャスト全員と、話し合いながら進めていきました」と一貫して俳優陣と向き合ってきたことを語った。
稲垣の出演を熱望
検事の啓喜役で主演を務めた稲垣については、「稲垣さんの出演する映画を観て、僕がお願いしました」と岸監督が熱望していたことを明かした。
ジェントルマンでエレガント
また、「啓喜役は、観る人やその時の状態によって、共感もできるし悪役のようにも見えるという、非常に難しい役どころ。稲垣さんは本当にジェントルマンでエレガントなのですが、どこか狂気性のようなものも垣間見える方で」と話す。
さらに、「啓喜は“普通”の側に立つ検事ですが、だんだんと“普通”の価値観が揺らいでいき、狂気性が出てくるキャラクターなので、そういう意味で稲垣さんはピッタリでした」とキャスティング意図についてコメント。
新垣が「ぜひやりたい」
“ある秘密”を抱える夏月役を演じた新垣については、岸監督は「プロデューサーが企画の段階で新垣さんに交渉していて、新垣さんがその後原作を読まれて、ぜひやりたいと言っていただけたんです」と出演経緯について語った。
イメージを覆す存在感
さらに「夏月役を演じていただくことで、新垣さんに対する世間のイメージを覆すほどの存在感が示されて、映画にも相乗効果があると思いました」。
「新垣さんには、感じたことを表現しながら演じることを最優先してもらいましたね」と、新垣に大きな期待を寄せていたことを明かした。
『正欲』
11月10日(金)、全国ロードショー
© 2021 朝井リョウ/新潮社 © 2023「正欲」製作委員会 ©2023 TIFF
配給:ビターズ・エンド
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