越前ガニ解禁!福井”冬の美食三本柱”を完全制覇する旅

11月上旬、福井県では待望の越前ガニ漁が解禁を迎えた。「越前ガニ」「若狭ふぐ」「寒ブリ(ひるが響)」という冬の美食三本柱が揃う嶺南地域(三方五湖エリア)は、この時期だけの贅沢を求めるグルメ旅行者にとって見逃せない目的地となっている。

レインボーライン山頂公園 福井県提供

冬の三方五湖を快適に楽しむポイントは、移動手段の早めの確保にある。レインボーラインや年縞博物館など主要観光地を結ぶ周遊バス「ゴコイチバス」は11月24日まで運行しており、この期間中は公共交通での周遊も可能だ。11月下旬以降はレンタカーでの自由な周遊がおすすめだ。

降雪シーズンに備え、スタッドレスタイヤ装備車を「タイヤ指定」で早めに予約しておけば、雪道でも安心してドライブを楽しめる。鉄道で訪れる場合も、駅からの移動用にレンタカーを確保しておくのが賢い選択である。

冬の三方湖

絶景スポット「レインボーライン山頂公園」では、日本海を望む冬ならではのダイナミックな景観が広がる。この時期は季節風が吹くこともあるため、雪山散策レベルの防寒着を用意しておくと快適だ。しっかりとした装備があれば、屋外テラスでの絶景鑑賞も存分に満喫できる。強風時にはリフトが運休しケーブルカーのみの運行となる場合もあるため、時間に余裕を持った計画がおすすめ。

レインボーラインリフト 福井県提供

天候が荒れた日には、全天候型施設「福井県年縞博物館」で世界に誇る7万年の歴史に触れるのも充実した過ごし方だ。

冬の美食を確実に味わうには事前準備がカギとなる。特に注目なのは、11月6日から12月31日までの約2ヶ月間限定で楽しめる雌の「セイコガニ」だ。

濃厚な内子と外子が絶品で、人気店では数週間前から予約が埋まるほどの人気を誇る。早めの予約で確実に押さえておきたい逸品だ。

「若狭ふぐ」は身の締まりが特徴の養殖フグで、提供する民宿では丁寧な仕込みが行われるため2日前までの予約が基本となる。事前に連絡を入れておけば、極上の「てっさ」を堪能できる。

天然物の寒ブリ「ひるが響」は水揚げ次第のため、提供店のSNSで入荷情報をチェックして開店直後を狙うのが通の楽しみ方である。

ひるが響 若狭美浜観光協会より

冬の福井は美食と絶景の宝庫となる。この冬、嶺南エリアで特別なグルメ旅を満喫してみてはいかがだろうか。ウェブサイト『青々吉日 TSURUGAWAKASA 食&旅note』(https://aoaokichijitsu-syokutabi.jp/)では観光情報を発信中。旅の参考にしてみては?

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