
25年前の思い出がよみがえる-『デジモン02』×『おジャ魔女どれみ#』合同展、池袋で開催!
日本のアニメ文化を広く国内外に発信する施設「アニメ東京ステーション」(豊島区池袋)で、2025年11月15日(土)から2026年2月15日(日)までの期間、「『デジモンアドベンチャー02』&『おジャ魔女どれみ#』アニメ 25th 記念合同展」が開催される。
本展は、今年でアニメ放送25周年を迎え、国内外で人気の高い『デジモンアドベンチャー02』と『おジャ魔女どれみ#』の2作品を同時に楽しめる合同展。各キャラクター設定などの貴重な資料をはじめ、体験型デジタルコンテンツ、フォトスポットなど、アニメ東京ステーションならではの展示を楽しめる。
会場に着き、展示エリアに足を踏み入れると、まずは「おジャ魔女どれみ」シリーズの空間が広がっていた。

「おジャ魔女どれみ」シリーズは、1999年より朝日放送・テレビ朝日系列で4年間放送され、2024年にアニメ放映25周年を迎えた。ひょんなことから魔女見習いになった3人の少女、どれみ、はづき、あいこを中心に、学校と「MAHO堂」というお店を舞台に、一人前の魔女になるためのマジカルでミラクルな修行の毎日が続く物語。
シリーズを通しておんぷ・ももこ・ハナちゃんなどの魅力的なキャラクターが増えていき、20周年時には20周年記念作品「魔女見習いをさがして」が2020年11月より全国劇場公開された。『おジャ魔女どれみ#』は同シリーズの第2シリーズに当たる。

4人の魔女見習いが紹介されている空間は、『おジャ魔女どれみ#』で花屋となったMAHO堂を模していて、まるで花屋のような華やかな空間となっている。また、魔女ガエルとなったマジョリカが待ち構えていて、ボタンを押すとおなじみの声で喋ってくれた。

ほかにも、赤ちゃんのハナちゃんの設定資料が展示されていて、さまざまな衣装のハナちゃんや水晶玉のおしゃぶりをくわえたハナちゃんのイラストなどを見ることができた。

『デジモンアドベンチャー02』のエリアでは、キャラクター/プロップ資料やアイキャッチ絵コンテが展示されていて、アニメに登場するディーターミナル、D-3といったデバイスのイラストと細部のデザインの指示を見ることができ、ファンであるほど嬉しい展示となっている。

『デジモンアドベンチャー02』は、デジタルワールドを舞台に子どもたちとデジモンの成長と冒険を描いた『デジモンアドベンチャー』の続編として制作されたシリーズ第2弾のTVアニメ。

また、「出現するクラモンを消えるまでタップ!」するというゲームもあり、制限時間内にどれだけのクラモンをタップして消せるかでランク判定がされるルールとなっていて、『デジモンアドベンチャー02』の世界に入ったかのような体験ができる。

グッズコーナーでは、両アニメのグッズが多数販売されているほか、25周年記念のグッズも複数用意されている。特に注目度が高いのは、「デジモン」では奥行きのあるキービジュアルの世界観が表現されている「三層アクリルパネル」、「おジャ魔女どれみ」では教室バージョン&夜空バージョンの2種類のイラストが描かれたキャンバスアートだ。

展示エリアに入った直後、壁にはアニメプロデューサーである関弘美さんからのメッセージが掲げられていた。
「2000年、21世紀を迎えた年にスタートしたのが、『おジャ魔女どれみ#』と『デジモンアドベンチャー02』でした。ご来場の皆さまは、あの頃、おいくつでしたか?(中略)変わっていく世界に対して、変わらない感動を届けたい、と考えた製作者たちの想いを、大人になった皆さま、一緒に見届けてくださいませ」と、関さんは我々に語りかける。子どもの頃にこの二作品を見た方は特に、関さんのこの言葉が胸に響くだろう。
25年前に見たアニメの世界を体験しに、アニメ東京ステーションを訪れてみてはいかがだろうか。

(C)本郷あきよし・東映アニメーション (C)東映アニメーション
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