脳がバグる進化系スイーツが話題　「たこ焼き風カヌレ」それとも「カヌレ風たこ焼き」！？

ころんとした形がかわいいカヌレ。ラム酒やバニラの香りが効いた生地を、専用のカヌレ型を使って焼き上げる、フランスの伝統的お菓子だ。

そんなカヌレ型のたこ焼きが、SNS上で大きな話題を呼んでいる。

誰もやってなさそう

投稿者のぎーすけ（@gi_kun_cake）さんは、普段からいろいろなお菓子を作り続けている。

今回、カヌレ型を使ってスイーツ作りを思い立ったとき、「まだ誰もやってなさそうなものを作ろう」と決意。

そのときに、ふと浮かんだのがたこ焼きだったという。

かつお節上品のせ

「カヌレというスイーツぽっさを残しつつ、しっかりとした、たこ焼きにしたかった」とぎーすけさん。

また、「ソースのかけ方は、カヌレの形がより強調されるように気をつけた」と話す。

さらに、かつお節も形が隠れないように、スイーツ感覚で上品にのせたそうだ。

何度も焼き具合チェック

特別な材料は使用しておらず、ソースもスーパーにあるお好み焼き用だ。

また、ぎーすけさんにとって、初めての挑戦だったため、「オーブンを何度も開けて、焼き具合を確認したため、1時間近くかかった」と苦笑い。

気になる味については、「ごく普通のたこ焼き味。食感はもちもちしていた」と語った。

中にしっかりとたこが入っているあたりに、ぎーすけさんのこだわりがうかがえる。

オシャレすぎる

このカヌレ型たこ焼きの投稿は、4.5万件以上のいいねを獲得。

コメント欄には、「すごい！この発想はなかった」、「天才すぎる」、「オシャレすぎるたこ焼き」といった称賛の声が並んでいる。

「どこで売っているの？」との質問も寄せられているが、販売の予定はないそうだ。

SNSでの反響について、ぎーすけさんは「すごく驚いた。たくさんの方に見ていただけて、嬉しい」と話した。

将来の夢は…

おにぎりや動物をモチーフにした、お菓子作りが得意だというぎーすけさん。インスタ（caken_2022）でも、製作作品を公開中だ。

また、今年の目標は、クッキー缶をネットで販売すること。将来は自身の店を持ち、ケーキの販売をしたいそうだ。

（取材・文　小野貴弘）