小学校の運動会で熱中症か ドクターヘリも出動し児童30人を救急搬送 教委は「急激に気温があがった」
28日昼前、滋賀県彦根市の佐和山小学校で、運動会の後に児童30人が体調不良を訴えた。
トレンドニュースキャスター取材班は、地元消防と教育委員会から詳しい話を聞いた。
中等症の児童10人
彦根市消防本部によると、28日午前11時15分ごろ、市立佐和山小学校の教職員から「運動会で、屋外で活動していた児童多数が体調不良を訴えている」との119番通報が入った。
消防車両13台(うち救急車6台)、児童搬送用のバス1台、さらにドクターヘリ1機が、現場となった小学校に急行。
現場でトリアージをしたところ、中等症(入院が必要)の児童10人、軽症の児童20人の計30人を、市内の病院に救急搬送した。
今が運動会開催の時期
彦根市教育委員会は、トレンドニュースキャスターの取材に「運動会開始は午前8時40分。暑さ指数も定期的に測っており、適宜休憩や水分補給も行っていた」と話す。
また、「運動会は午前中で終わる予定だったが、急激に気温が上がったようだ。市内では秋が運動会開催の時期で、これからも他の学校で運動会が控えている」と語った。
なお、気象台によると、彦根市の午前11時の気温は31.1℃を観測し、8月下旬並みの真夏日になっていたという。
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