
女子生徒の『陰部や乳首を触る』 「自身の唇をなめさせる」など… 東京都【4人の教諭】失職
東京都教育委員会は8日、有罪判決を受けた4人の公立学校教諭が、失職したと公表。
ペンションでわいせつ行為
多摩地域の中学校・男性教諭(35)は、2023年8月にペンション内で、女子生徒の陰部や乳首を直接触るなど、わいせつな行為に及んだ。

男性教諭は、不同意わいせつの罪で起訴され、懲役2年、執行猶予3年の刑が確定した。
教室で唇をなめさせる
公立小学校・男性教諭(52)は、2024年1月~2月の間に、勤務する小学校の教室で自身の唇を女子児童になめさせた。

この教諭も、不同意わいせつの罪で起訴。
東京地方裁判所で、懲役3年6か月の判決を言い渡され、刑が確定した。
両胸を直接触る
多摩地域の小学校・男性教諭(43)は、2024年1月、駐車場の自動車内で女子生徒の両胸を直接触るなど、わいせつな行為をした。

当該教諭は、不同意わいせつで起訴され、懲役2年、執行猶予4年の判決が確定。
住居に不法侵入
江戸川区立小学校・男性教諭(27)は、2024年2月~翌年7月までの間、拾った鍵を使い、住居に不法侵入した。

男性教諭は、東京簡易裁判所で懲役1年6か月、執行猶予3年の判決を受け、刑が確定。
禁錮以上の刑確定で失職
地方公務員法は、たとえ執行猶予が付いたとしても、禁錮以上の刑が確定すると『失職』と定めている。

なお、一部の自治体では「職員失職特例条例」というルールを設定。
業務中の過失による事故など、情状を考慮して「停職」などの懲戒処分にとどめるケースもある。
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