
イベントで「ケバブ」食べた『34人発症・1人入院』 「サルモネラ菌」集団食中毒 提供したキッチンカーを【無期限】営業禁止処分に…
岐阜県は8日、イベント会場に出店していたキッチンカーのケバブを食べた34人が、食中毒症状を訴えたと公表。
24人は医療機関受診
県の生活衛生課によると今月2日、土岐市内で開催されたイベント会場の外に出店していたキッチンカーから、36人がロールケバブなどを購入した。
うち34人(16~61歳)が、下痢、腹痛、発熱などを発症。

また、24人が医療機関を受診し、1人が入院した。
保健所が検査した結果、発症者からサルモネラ属菌を検出。
キッチンカーが提供した食事が原因の「サルモネラ食中毒」と断定した。
無期限・営業禁止処分
なお、キッチンカーが、イベント当日に提供したメニューは、ロールケバブ、カップケバブなど。

県は、食品衛生法に基づき、屋号『トルコのたっぷりケバブ』を、無期限の営業禁止処分とした。
食べ物や水を通じて人に感染
サルモネラ菌は、主に動物の腸内に存在する細菌で、食べ物や水を通じて人に感染する。

特に、鶏肉や卵などが、感染源となることが多い。
そして、サルモネラ菌に感染すると、強い腹痛、高熱、水様性の下痢が続くことがある。
交差汚染にも注意
サルモネラ菌による食中毒を予防するためには、
・食材の適切な調理:鶏肉や卵は、十分に加熱してから食べる。
・手洗い:調理前やトイレの後には、石鹸でしっかりと手を洗う。

•交差汚染の防止:生肉と他の食材を別々に保管し、調理器具も分けて使用することが大切だ。
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