
朝食におにぎりを食べた『13人発症・4人入院』 「黄色ブドウ球菌」集団食中毒 【前日の夕方】に調理されたものだった…
岩手県は6日、花巻市内の宿泊施設でおにぎりを食べた13人が、食中毒症状を訴えたと発表。
13人発症・4人入院
県によると3日、『早池峰ロッヂ峰南荘』で朝食として、おにぎりを食べた13人(20~60代)が下痢、吐き気、発熱などを発症した。

うち5人が病院を受診し、4人が入院。
保健所が検査した結果、発症者4人と残っていたおにぎりから、黄色ブドウ球菌を検出した。
前日の夕方に調理
県は、黄色ブドウ球菌による食中毒と断定し、宿泊施設に対して3日間の営業停止を命じた。

なお、発症者が食べたおにぎりは、前日の夕方に調理されたものだった。
県は「40℃に近づく日も増えていて、食中毒の原因菌が増殖しやすくなっている」と注意を呼びかけ。
さまざまな食品に存在
黄色ブドウ球菌は、肉、乳製品、サラダ、クリームを使った菓子など、さまざまな食品に存在することがある。

特に、調理後に適切に冷却されなかった食品や、手指の衛生が不十分な状態で調理された食品がリスクとなる。
そのため、
・手指の衛生を徹底する(調理前や食事前に手を洗う)。
・食品を適切に冷却・保存する(特に調理後の食品は速やかに冷蔵する)。
・調理器具や調理台を清潔に保つ。
これらを徹底することで、「黄色ブドウ球菌食中毒」を予防することができる。
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