
『居酒屋で飲食した』27人発症 「ノロウイルス集団食中毒」 【今月だけで155人発症】富山県が注意報発令!
富山市は18日、市内の居酒屋で飲食をした27人が、食中毒症状を訴えたと発表。
発症者からノロウイルス
富山市保健所によると、今月12日の夜、『富桜 別邸 富山駅前店』で飲食した20~50代の男女27人が、下痢、おう吐、発熱などを発症した。

保健所が検査した結果、発症者からノロウイルスを検出。
ノロウイルスによる集団食中毒と断定した。
店を営業停止処分
12日の夜、発症者が食べたものは、刺身や揚げ物など。

なお、保健所は食品衛生法に基づき、店を18日から3日間の営業停止処分とした。
注意報発令
また、富山県では今月に入り連続して3件、ノロウイルス食中毒が発生し、155人が症状を訴えた。

そのため、18日にノロウイルス食中毒注意報を発令。
5月1日までの2週間は、特に注意するように呼びかけている。
主な発生ルートは2つ
また、今年の「ノロウイルス食中毒」発生ルートは、主に2つ。
①ノロウイルスに感染した人の手指を介して、ノロウイルスに汚染された食品を食べてしまう。
②汚染された二枚貝(特にカキ)を、加熱不十分のまま食べる。
なお、①は大型の集団食中毒につながりやすい。

そして、ノロウイルスは非常に感染力が強く、わずかな量でも食中毒を引き起こす。
そのため、丁寧な手洗いの徹底、調理器具の十分な洗浄、二枚貝の加熱調理が重要だ。
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