教育委員会女性職員(21) 飲酒運転の車に同乗し事故・免許取り消しに… 職員は「(飲酒で)適切な判断ができなかった」
宮城・角田市教育委員会は、知人と酒を飲んだ後、飲酒した知人が運転する車に同乗した女性職員(21)を、減給6か月の懲戒処分にした。
自宅へ送迎
市教委によると、職員は昨年8月11日に知人と一緒に酒を飲んだ。
その後、知人が運転する車に同乗し、自宅へ送ってもらった。
職員の家で事故
自宅へ着いたときに、同乗していた車が、職員の家のフェンスに衝突。
驚いた職員の親が、110番通報し、警察官が臨場した。
運転免許取り消し処分に…
その後、職員は検挙され、5月15日に宮城県公安委員会から道路交通法違反で、運転免許取り消しの処分を受けた。
なお、運転者が飲酒していることを知りながら同乗したり、飲酒者に自身を送迎するように依頼又は要求した場合には、罪に問われる可能性がある。
「適切な判断ができなかった」
市教委の担当者は、トレンドニュースキャスターの取材に「職員は、当日に飲酒した量を覚えていないと言っている」と話す。
また、「飲酒により適切な判断ができなかった」と語ったという。
さらに、取材班が「減給6か月(10分の1)という処分が、軽すぎるのではないか?」と問うと、担当者は「職員が実際に運転していなかったことを考慮した」と答えた。
重大事故に直結
角田市の永井教育長は「重大事故に直結する悪質・危険な飲酒運転は、しないこと、させないことが当然であります」。
「これまでも注意喚起してきたにもかかわらず、当該職員がこのような行為をしたことは、極めて遺憾であり、市民の皆様に対し深くお詫び申し上げます」。
「再びこのような事態をひき起こさぬよう、当委員会事務局職員に対して公務員としての自覚を強く促し、一日も早く市民の皆様方の信頼を回復できるよう努めてまいります」とコメント。
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