小学校給食に「ゴキブリ」や「ナメクジ」混入の衝撃 教委は「50年前に完成した給食センターなので…」
熊本県山鹿市教育委員会は、市立鹿本小の給食にゴキブリとナメクジが、混入していたことを明らかした。
トレンドニュースキャスター取材班は、同教委から詳しい話を聞いた。
給食のごはんに混入
教委によると、今月1日に約1センチのゴキブリ、同15日に約1.5センチのナメクジが、給食のごはんに入っていることを、配膳中の児童が発見。
担任に報告し、校内放送で呼びかけた結果、市立鹿本小では誰も食べずに済んだという。
一部の学校では食べてしまった
このごはんは、山鹿市の鹿本給食センターで調理したもの。
このセンターでは、鹿本小と鹿本中、かもと稲田支援学校の計約800人分を作っていた。
なお、かもと稲田支援学校については、ほかの学校より給食のスタートが早かったため、連絡が間に合わなかった。
そのため、鹿本小ではナメクジが混入していた、15日分のごはんを約120人が食べてしまった。
今のところ、体調不良を訴えている児童はいないという。
2年前にも黒い虫が混入
教委は、トレンドニュースキャスターの取材に「鹿本給食センターは、50年前に建てられたもの。実は2年前にも黒い虫が給食に混入したことがあった」。
また、「市内に10ある給食施設のうち、半分は30年以上前に建てられたもの」と明かした。
その上で、「侵入路となる排水管や搬出入口の改修を検討したい」と語った。
学校施設の老朽化は、山鹿市に限ったことではない。
全国各地の学校で、和式トイレの水洗化さえ、なかなか進んでいない状況。
公立学校が多いため、各自治体の予算で改修が難しいのであれば、国が本気で取り組むべき課題となっていることは、言うまでもない。
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