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ネットが泣いた「こんな奇跡があるのか」 パインアメの缶が約70年ぶりに里帰り

遺品整理をしていたところ、約70年前に生産されたパインアメの缶が、きれいな状態で発見されたとSNS上で話題になっている。

トレンドニュースキャスターは、生産した会社から詳しく話を聞いた。

482万表示突破

パインアメのパイン株式会社(@pain_ame)は、「弊社のホームページのお問い合わせフォームに1通のメールが届きました」。

(写真提供:パイン株式会社)

「昨年他界されたおばあさまの遺品を整理していたところ、パインアメの缶を発見されたとのこと。手芸のボタン入れとして大切に保管してくださっていたそうです」と投稿。

5万件以上のいいねを獲得し、482万表示を突破している。

広報担当が探し続ける

遺品整理をしていた発見者が、以前広報担当がヤフーオークションで落札した、古い缶を投稿しているのを見つけた。

(写真提供:パイン株式会社)

なお、広報担当は、以前から会社の資料として保存するために、リサイクルショップやネットオークションでかつて生産されたものを探し続けているという。

大切に使っていただいた

今回提供されたものは、1951年~55年に生産されたもので、パイン株式会社に変更前の業平(なりひら)製菓時代のものだ。

(写真提供:パイン株式会社 上:広報担当が落札 下:今回提供されたもの)

実際に広報担当が落札したものは、1956年にパイン株式会社に変わってからのもの。提供されたものは、それ以前に生産されたものなのだ。

広報担当は、トレンドニュースキャスターの取材に対して「きれいな状態で見つかっており、大切に使っていただいていたことがわかる。貴重なもので、大変ありがたい」と話す。

本社で展示中

この缶は、本社入口にあるショーウインドーで展示されている。

「この缶が生産されていた時代は、アメが個別包装されておらず、直接缶に入っていたと思われる」と広報担当。

(写真提供:パイン株式会社)

また、広報担当がさまざまな手段で、過去に生産されたものを探しても、現在見つかっているのは、展示されている、缶3つと瓶1つのみだという。

ネット上では、「いい話だなあ」、「まさしく奇跡」、「なんか泣ける!」と感動が広がっている。

(取材・文 小野貴弘)

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