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福井駅前のまるで『氷河期恐竜』が話題 ネットは「アニメのワンシーンのようだ」

2015年3月の北陸新幹線金沢開業に伴い、JR福井駅西口駅前広場に設置された、恐竜の動くモニュメント。

この恐竜を撮影した写真が、SNS上で話題を呼んでいる。

最高約6メートル

駅前には、福井で生息していた「フクイラプトル」、「フクイサウルス」、「フクイティタン」の3体が、実物大のモニュメントとして設置されている。

(写真提供:tomosakiさん)

学術的に「的確な動くモニュメント」が、博物館を飛び出し、駅前広場に設置されるのは世界初。

最も大きな「フクイティタン」の高さは、なんと最高約6メートルある。

18万以上のいいね

この恐竜たちを撮影したのは、福井県在住のフォトグラファーtomosaki(@photono_gen)さん。

SNS上に投稿した写真は、18万以上のいいねを獲得した。

写真を実際に撮影したのは、2020年の正月だという。

(写真提供:tomosakiさん)

「毎年冬になると、福井駅前のこのモニュメントは、SNSで有名になるのだが、自分の目でも実際に確認したいと思った」とtomosakiさん。

極寒での撮影

この撮影へのこだわりについては、「ローアングルから撮影し、恐竜の迫力をより演出した。また、寄りで撮ると恐竜の絶望感みたいなものが、より強調されて気に入っている」と話す。

(写真提供:tomosakiさん)

さらに、「動かない恐竜や降り積もる雪が、正しく生物が絶滅していく過程を見ているようで、不思議な気持ちになった。極寒の中、撮影を試みてよかった」と語った。

アニメのワンカット

SNS上では、「はるか太古の情景を、ほうふつさせる」、「一瞬アニメのワンシーンかと思った」、「魅力的な写真をありがとう!」といった称賛の声が多く並ぶ。

(写真提供:tomosakiさん)

こういった反応に対してtomosakiさんは、「他県の方から、『この景色を見たい』などの声をたくさんいただいた。また、福井県の方からは『地元を誇らしく感じた』との声をいただき、とても嬉しい」と話した。

物語を感じる写真

観光ホームページの撮影や、ウエディングフォトの撮影なども行うtomosakiさん。

SNS上には、『みていただく方に物語を感じる写真』を投稿中だ。

(写真提供:tomosakiさん)

昨年は、KADOKAWAから写真作品集「あの頃にみた青は、」を出版している。

(写真提供:tomosakiさん)

(取材・文 小野貴弘)

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