
妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝 登壇! 映画『宝島』完成報告会見 妻夫木が「宣伝アンバサダー」として全国を回ることも発表!!
9月19日(金)より、全国公開を迎える映画『宝島』。
5日、妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝、大友啓史監督が登壇し、完成報告会見が実施された。
圧倒的な生命力
完成した映画を観て、妻夫木は「作品が持つ圧倒的な生命力を感じた」ことを明かした。

また「生きていかなければならないと心の底から思いました。死というものは終わりを意味すると思っていたけれど、実は死があるからこそ生があり、死が生きる糧になる」。
「そして受け継がれるものが僕らにあって、そういう想いに支えられて生きている。だからこそ僕たちは精一杯生きていかねばならない」と、作品から受け取った思いを噛みしめながら述べた。
良い疲れ
広瀬は「良い意味ですごく疲れました。監督には伝えてしまいましたが血が騒ぐようなシーンがとても多くて」。

「撮影をした日々も濃厚だったなと思い返す瞬間もいっぱいありました。良い疲れがあります(笑)」と笑顔に。
生きている魂
窪田は妻夫木の感想を受けて「みんな全力で生きていて。彼らの死という概念が、今の僕らとは違う感覚なのかなと思っていて」。

「次の瞬間に命を奪われるかもしれなかったり、全力で今を生きている若き沖縄のうちなんちゅのみんなの、生きている魂を感じたのが大きかったですね」と感慨深げにコメント。
今の我々とも繋がっている
また、映画化するにあたって監督は「原作を読んだときから生きるエネルギーを痛切に感じていた」と話す。
さらに「沖縄に宿る魂が直接、時空を超えて語りかけてくるような、原作から感じたパワーをどうやって映像に活かしていくか」。
「色んなことがあるなかでも日々生きていくんだという決意を自覚し、その決意を誰かと連帯し、また大きなパワーになり、一つの歴史となり、今の我々とも繋がっているということ」。

「それを映画というメディアが相応しいか分からないけれど、映画を通して彼らの人生を追体験してもらいたい。役者たちがそれを感じて演じてくれたんだなと、改めて思いました」と、俳優陣の熱演へ感謝を述べた。
皆さんの物語
そして、妻夫木が「宝島宣伝アンバサダー」に就任し、大友監督とともに、全国を回ることが発表された。
妻夫木は「この映画は沖縄を舞台にしていますけど、日本の物語です。そして皆さんの物語だと思っています」。
「人生のバトンの物語として受け継がれていって、未来にバトンを渡すため、皆さんに映画を観てもらいたいです。皆さんに直に届けに行こうと思います!」と意気込みを述べた。
6月7日の沖縄プレミアを皮切りに静岡、富山、長野、北海道など、全国を監督とともに巡るという。

また、沖縄プレミアには広瀬も登壇することを受け、窪田も「どこかで馳せ参じたいと思います!」と座長の気合いを受け取った。
『宝島』
公開日:9月19日(金)より全国公開
配給:東映/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

©真藤順丈/講談社 ©2025「宝島」製作委員会
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