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今にも飛び出だしそうな『鬼滅の刃』禰豆子 立体画の作者に制作のコツを聞いた

テレビアニメ第3期となる続編「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」が、2023年4月にフジテレビ系で放送されることが決定した。そんな中、登場人物の禰豆子(ねずこ)の立体画が話題を呼んでいる。

制作期間は1週間

作者のARIA(@aririria_art)さんは、色鉛筆歴6年の画家で、立体画の描き方はすべて独学で身につけたという。

今回の禰豆子の制作期間は1週間で、完成までに約10時間を要した。「フィギュアのような質感を、色鉛筆で表現するのが難しかった」とARIAさん。

また、「どうしたらフィギュアに近づけるか、試行錯誤しながら着色した」と話す。

遠近法を使用

まずは、ホームページ上のフィギュアを見て、下絵を作成。その後、色鉛筆で何度も色を重ね塗りしていった。

仕上げに腰部分から折り曲げて、折り曲げた上部の白紙部分をカッターで切り取り完成。

腰から下部分は、遠近法を使用し、斜めから撮影した際に立体的に見えるように、縦長に描いているという。

ARIAさんは、「縦長に描くことによって、奥行きが生まれて立体的に見える」と語った。

SNSでは驚きの声多数

SNS上では、「本物にしか見えない」といった驚きの声が上がっている。また、「ARIAさんは世界一のイラストレーター。すべての作品が最高だ」と絶賛コメントも。

このような反応について、ARIAさんは「毎回200件を超えるコメントをいただき、嬉しい限り」と話す。

さらに、「本物みたいと言ってもらえることが、一番嬉しい。次のモチベーションにつながっている」と語った。

これまでに描いた総作品数は50。最近投稿した、まるで本物な「オカメインコ」も話題となっている。

「生き物の立体画が大反響なので、今後も生き物を中心に制作していく」と意気込んでいる。

『鬼滅の刃』ワールドツアー上映開催

2023年2月3日からは、『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上限集結、そして刀鍛冶の里へ』が開催される。

本作は、激闘を繰り広げたアクションシーンと心揺さぶる物語が話題となった「遊郭編」の第十話、第十一話の劇場初上映と、新エピソードとなる「刀鍛冶の里編」の第一話を世界初公開。

日本での公開を皮切りに、世界80以上の国・地域の映画館で順次上映される。

(文・小野貴弘)

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