
2026年「立春朝搾り」実施へ 全国42蔵が醸す“縁起酒”、2月4日に即日出荷
日本名門酒会(本部・東京都)は、2026年2月4日の立春当日、全国の加盟蔵元が搾りたての新酒をその日のうちに販売する恒例行事「立春朝搾り」を実施する。暦の上で春の始まりとされる同日に、一年の幸運と繁栄を願う“究極の鮮度”を備えた限定酒が全国一斉に展開される。
29回目を迎える「春の風物詩」
「立春朝搾り」は、二十四節気の「立春」に合わせて醸造される特別な日本酒だ。立春は古くから新しい年の農作業が始まる重要な節目とされており、この日の早朝に搾り上がったばかりの生酒を、間を置かず消費者の手元へ届ける試みとして定着している。
今年で29回目を迎える同プロジェクトには、全国の日本名門酒会加盟蔵元から42蔵が参加。蔵人が夜通し作業を行い、搾り上がった酒は近隣神社の神主によるお祓い(ご祈祷)を受ける。単なる飲料としてだけでなく、厄を払い福を呼ぶ「縁起物」としての側面を持つのが大きな特徴である。

参加蔵元の顔ぶれと地域性
参加する42蔵は、いずれも各地を代表する実力派揃いだ。主な参加蔵元は以下の通りである。
一ノ蔵

蔵元情報
代表銘柄:一ノ蔵 無鑑査本醸造 辛口、すず音
蔵元: 株式会社 一ノ蔵
創業: 1973年(昭和48年)
所在地: 宮城県大崎市松山千石字大欅14
URL: https://ichinokura.co.jp/
特徴
1973年、宮城県内の複数の蔵が力を合わせて誕生した酒蔵「一ノ蔵」。地元・宮城の米と水を生かした酒造りを軸に、日本酒「一ノ蔵」や発泡清酒「すず音」など、幅広い酒質で日本酒文化の裾野を広げてきた蔵元。
甲子(飯沼本家)

蔵元情報
代表銘柄:甲子 純米 やわらか 地の恵、甲子 うまから 純米 磨き八割
蔵元: 株式会社 飯沼本家
創業: 江戸期(300年以上の歴史)
所在地: 千葉県印旛郡酒々井町馬橋106
URL: https://www.iinumahonke.co.jp/
https://www.iinumahonke.co.jp/lp/kinoene-sakecamp
特徴
千葉県酒々井町で300年以上酒造りを続ける飯沼本家の代表銘柄「甲子(きのえね)」。江戸時代から受け継がれる酒造りの技を背景に、食事と合わせやすい酒質を大切にしながら、酒蔵見学や体験型施設「きのえね SAKE CAMP」など、日本酒を体感できる取り組みも展開。
大雪渓酒造(大雪渓酒造株式会社)

蔵元
代表銘柄: 大雪渓 上撰、大雪渓 純米吟醸
蔵元: 大雪渓酒造株式会社
創業: 1898年(明治31年)
所在地: 長野県北安曇郡池田町会染9642-2
URL:https://www.jizake.co.jp/
特徴
長野県北安曇郡池田町に蔵を構える、1898年創業の酒蔵。北アルプスの伏流水と地元産の酒米を生かし、戦後に名付けられた代表銘柄「大雪渓」を中心に、安曇野の地酒として地域に根ざした酒造りを続けている。
立春朝搾りの製造工程
1. 前日の仕込み – 立春前日に丁寧に仕込みを行う
2. 早朝の搾り – 立春当日の早朝、蔵人が総出で搾り作業
3. 瓶詰め – 一本一本丁寧に瓶詰め
4. ご祈祷 – 近隣の神社の神主さんによるお祓い
5. 即日出荷 – その日のうちにお客の元へ

「立春朝搾り」の工程は極めてタイトである。立春前日から最終的な仕込みの調整を行い、当日の早朝に一斉に搾り作業を開始する。瓶詰め後、直ちにご祈祷を受け、即日出荷される。
この工程により、通常の流通では困難な「搾りたて直後のフレッシュな香りと爽快な味わい」が実現する。火入れをしない生酒の状態であるため、蔵元の技術と情熱がダイレクトに伝わる特別な味わいとなる。

予約方法と概要
本商品は品質維持と数量限定の観点から、すべて事前予約制となっている。
発売日:2026年2月4日(水)
販売場所:日本名門酒会加盟の正規取扱店
予約方法:全国の加盟店にて受付中(数量に達し次第終了)
日本名門酒会は「日本酒の伝統と文化を守り、本物の美味しさを届けることが使命」としており、今年も全国の酒販店と連携し、春の訪れを祝う最高の一献を消費者へ届ける構えだ。
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