
過去には『児童買春』で逮捕 【偽造教員免許状】を使った中学補助教員(66) 「苗字を変えて」各地の学校へ潜り込む…
福岡県警は13日、須恵町立中学校に勤務する男性補助教員(66)を、偽造有印公文書行使の容疑で逮捕した。
女子生徒に「エロくみえる」
男性補助教員は、今年1月、町役場の学校教育課に、偽造された中学校1種免許状の写しを提出した疑い。
なお教員は、中学校で数学の学習補助などを担当していた。

勤務中に、女子生徒に対して「(掃除中の姿が)エロくみえる」と発言したため、保護者が学校に相談。
その後、教員の数々の疑惑が浮上したため、町教委は警察に通報した。
児童買春で逮捕
警察の調べに「偽造されたものと知りながら、提出したのは間違いない」と教員。
しかし「公文書の印鑑は作っていない」と、容疑を一部否認している。

教員は2005年、当時福岡市内の中学校に勤務していたが、児童買春・児童ポルノ禁止法違反で逮捕され、有罪判決を受けた。
そのため、教員免許は失効したが、それを隠し山口県の私立高校に勤務。
過去にも偽造
その後、2010年に山口県教育委員会から、教員免許の再交付を受けた。
しかし、無免許運転で有罪判決を受けたため、再度失効。
教員免許状を偽造するなどし、埼玉県や宮崎県の中学校などで勤務を続けた。

その間、養子縁組などで『改姓(苗字を変更)』して、発覚を免れていた。
家庭裁判所の許可を得ることで…
なお、社会生活上著しい支障がある場合(いじめ、差別など)や、やむを得ない事由がある場合には、家庭裁判所の許可を得ることで、改姓が認められることがある。

当該教員は、こういった制度を悪用していた。
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