生徒会費584万円着服 高校女性教諭(40)を懲戒免職処分に… 教諭は「カードの支払いに使った」
神奈川・川崎市教育委員会は26日、高津区内の市立高校に勤務する女性教諭(40)を、懲戒免職処分にしたと発表。
少なくとも79回出金
市教委によると、女性教諭は2022年4月から今年4月にかけて、生徒会の会計担当を務めていた。
その間に、生徒会費・計584万8,550円を着服。
銀行口座から、少なくとも79回に分けて、現金を引き出していた。
一度に60万円を、出金していたこともあった。
「生活費にあてるため」
この高校では、生徒会費が年間で約800万円にのぼるが、教頭が口座から必要な金額を引き出そうとしたところ、残高不足だったことで発覚。
女性教諭は、教委の聞き取りに「クレジットの支払いに使った。生活費にあてるためだった」と話したという。
なお、教諭は先月25日に、着服した全額を学校側へ返した。
逮捕された教諭は停職3か月
また、多摩区の市立中学校に勤務する男性教諭(61)は、昨年10月29日、横浜市内のマッサージ店で、女性従業員の下半身を触り、今年5月に逮捕された。
その後、女性と示談が成立したため、不起訴になった。
この教諭は、26日付けで停職3か月の懲戒処分。
川崎市教委は「常に高い行動規範を求められる教育公務員としてあるまじき行為で、公務に対する信用を失墜させ、全体の奉仕者としてふさわしくない非行であった」とコメント。
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