GMOインターネットグループ、AI・ロボット事業に参入
GMOインターネットグループは、2024年6月18日に新会社「GMO AI&ロボティクス商事株式会社」(以下、GMO AIR)を設立した。GMO AIRは、「AIとロボットをすべての人へ。」をスローガンに、AIおよびロボット技術の普及を目指す。
GMO AI&ロボティクス商事株式会社設立
GMO AIRは、GMOインターネットグループのインターネットインフラの技術と金融事業の強みを活かし、AIとロボットの導入・活用を支援する。具体的には、以下のサービスを提供する。
- AI導入・活用支援
- コンサルティング&ソリューション
- 製品販売&インテグレーション
- 教育&リサーチ
- スタートアップ支援&エコシステム形成
- ロボット・ドローン導入・活用支援
- ロボットの選定、設置、運用をサポート
- ドローンの導入から活用までの支援
これらのサービスを通じて、企業の業務効率化と生産性向上を実現する。
GMO AIRは、社会課題の解決を目指し、AIとロボットの技術を活用する。例えば、少子高齢化が進む日本では、2040年までに約1,100万人の労働力不足が予想されている。この課題に対して、AIとロボットの技術を活用することで、労働力不足の解消と日本経済の成長を支援することを目指している。
また、産業用ドローンやロボットのメーカーと連携し、インタラクションデータプラットフォームを構築する予定である。これにより、ロボットやドローンから得られるデータを高精度で集積し、AIとロボット産業の発展を促進する。
AIとロボットの総合商社を目指す
AIとロボット技術の普及を通じて、社会全体の利便性を向上させることを目指している。また、GMOインターネットグループは、AI産業を支援するための投資も積極的に行い、AIスタートアップ企業の成長をサポートするエコシステムを形成する。
新会社設立の背景には、AIロボット市場の急速な成長がある。市場調査によると、AIロボット市場は年平均成長率38.6%で成長し、2026年には353億米ドルの規模に達すると予測されている。この市場の成長を見据え、GMO AIRはAIとロボット技術の普及を加速させる計画である。
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