市職員が「男子トイレ」で盗撮し同僚に捕まる 市が停職3か月に 職員は「5回やった」
山口県周南市は19日、男子トイレで盗撮行為を行った財政部の男性職員(20代)を、停職3か月の懲戒処分にしたと発表。
トレンドニュースキャスター取材班は、人事課から詳しい話を聞いた。
同僚が職員を捕まえた
周南市によると、当該職員は今年1月30日午後0時40分ごろ、市役所の男子トイレの個室に入っていた男性職員を盗撮。
なお、ドアの上からスマホで撮影している最中に、被害にあった職員に捕まった。
捕まえた職員がスマホの中を確認したところ、被害の様子が写っていたという。
書類送検されたが…
その後、当該職員は人事課職員とともに、周南警察署に行き、取り調べを受けた。
その後、3月5日付けで周南区検察庁に書類送検され、3月29日付けで不起訴処分に。
不起訴処分の理由は、人事課では分からないという。
職員は依願退職
当該職員は、人事課の聞き取りに「盗撮を5回やった」と話した。
なお、被害者はすべて市の男性職員だった。
当該職員は今月4日に退職の意向を示したが、一旦保留。
停職3か月の処分が決まった19日に受理された。
取材班の「処分が軽いのでは?」との問いに、人事担当者は「周南市・懲戒処分の指針で、盗撮行為は停職か減給になっている」と話す。
また、「他の自治体の処分例を参考にした」と語った。
市長がお詫び
周南市の藤井市長は「従来より、全庁を挙げて、服務規律の徹底、不祥事の防止に取り組んでいる中、このような事案が発生したことは、極めて遺憾であり、深くお詫び申し上げます」とコメント。
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