
『鶏刺身盛り合わせ』食べた11人発症 「カンピロバクター」集団食中毒 店を営業停止処分に…
大阪市は1日、浪速区の飲食店で食事をした男性11人が、食中毒症状を訴えたと発表した。
3人が医療機関受診
市の生活衛生課によると、先月23日『闘鶏(しゃも) 難波店』で食事をした男性(26~48歳)11人が、発熱、腹痛、下痢などを発症。

うち3人が、医療機関を受診した。
保健所が検査したところ、複数の発症者からカンピロバクターを検出。
2日間の営業停止命令
店が提供した食事が原因の「カンピロバクター」食中毒と断定した。
提供されたメニューは、鶏刺身盛り合わせ、モモの串焼き、モモ炭火焼、チキン南蛮、サラダなど。

市は食品衛生法に基づき、店に対して2日間の営業停止を命じた。
特に鶏肉は中心部まで加熱
カンピロバクターは、主に鶏肉や牛乳などの食品を介して感染する細菌。
この細菌は、特に生肉や加熱が不十分な肉に多く存在する。

カンピロバクター食中毒を予防するためには、
・肉の十分な加熱:特に鶏肉は、中心部までしっかりと加熱することが重要。
・手洗い:調理前後やトイレの後には、しっかりと手を洗う。
・調理器具の消毒:生肉を扱った後のまな板や包丁は、しっかりと洗浄・消毒することが必要。
なお、適切な予防策を講じることで、カンピロバクター食中毒を防ぐことができる。
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