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菅平で合宿中『中学生26人発症』 「ロタウイルス集団食中毒」 旅館の調理部門を営業停止処分に…

長野県は14日、菅平高原で合宿をしていた中学生26人が、食中毒症状を訴えたと発表。

26人中22人が医療機関受診

県の健康福祉部によると、今月3日~5日まで、旅館『ばんぶーびれっぢ』(上田市)を利用した中学生26人が、下痢、発熱、頭痛などを発症。

うち22人が、医療機関を受診した。

(画像:長野県庁)

保健所が検査した結果、旅館の調理従事者と発症者から、ロタウイルスを検出。

ロタウイルスによる集団食中毒と断定し、旅館の調理部門を3日間の営業停止処分とした。

なお、中学生は松本市と富山県から、スポーツ合宿のために菅平高原を訪れていた。

ハンバーグやオムレツなど

旅館で提供されたメニューは、夕食にハンバーグ、鶏の唐揚げ、アジフライ、ぎょうざ、ローストポークなど。

(画像:イメージ)

朝食には、オムレツ、ロースハム、納豆、さばの照り焼きなどが出された。

下痢が数日間

ロタウイルスは、ウイルス性胃腸炎の原因となるウイルス。

また、ロタウイルスによる食中毒は、主に以下のような症状を引き起こす。

(画像:ロタウイルス 提供:東京都健康安全研究センター)

下痢:水様性の下痢が数日間続くことが多い。

おう吐:頻繁なおう吐が見られる。

発熱:軽度から中程度の発熱が伴うことがある。

腹痛:腹部の不快感や痛みが発生。

手洗い&消毒

そして、ロタウイルスは、感染者の便を介して広がることが多く、特に手洗いや衛生管理が不十分な場合に感染が拡大しやすい。

感染を防ぐためには、手洗い(特にトイレの使用後や食事の前には、石鹸を使って十分に手を洗うことが重要)。

(画像:イメージ)

さらに、感染者が触れた物や場所を、適切に消毒することが必要だ。

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