
都内の小学校で『83人発症』 給食が原因の「ノロウイルス集団食中毒」か 学年閉鎖する事態に…
東京・江東区は28日、区立小学校の児童を含む計83人が、食中毒症状を訴えたと公表。
調理従事者6人からノロウイルス
おう吐、下痢などを発症したのは、区立浅間竪川(たてかわ)小学校の児童73人と教職員8人など、あわせて83人。
給食の調理を担当している業者が、独自に検査したところ、調理従事者6人の便からノロウイルスを検出した。

なお、保健所が調査中だが、現時点では給食が原因とみられる。
給食を一時中止
この小学校では、学校内の調理室で委託業者が給食を作り、児童や教職員に提供。

そのため、28日から5月2日まで給食の提供を中止し、家から弁当を持って来てもらう対応を取っている。
児童が欠席や早退
また、この小学校では25日、児童25人が欠席。
2年生は10人が早退したため、学年閉鎖の措置を取った。

江東区教育委員会は「引き続き児童の健康管理に、十分留意していく」とコメントした。
なお、都内で、今年1月1日~4月15日までの間、食中毒を発症した人は550人。
うちノロウイルスが原因の患者数が、442人となっており、全体の8割を占めている。
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