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『命に関わる食中毒』発生 女性患者が入院・人工呼吸器装着 「要冷蔵食品」を2か月常温保存
新潟市は10日、発症すると命に関わる『ボツリヌス菌』による食中毒で、50代女性が救急搬送されたと発表。
ブルーチーズのような臭い
市の保健所によると、昨年11月ごろ、女性は市内のスーパーで「要冷蔵食品」を購入した。
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しかし、自宅で常温保存し、1月20日正午ごろ、1人で食べてしまった。
食べた当時、食品からブルーチーズのような臭いがしたという。
全身にまひ
その後、眼がチカチカしたり、ろれつが回らなくなったりしたため、21日に医療機関を受診。
翌日には、症状がさらに悪化し、別の医療機関に救急搬送された。
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現在、女性に意識はあるものの、全身にまひがあり、人工呼吸器を装着し入院中。
なお、国立感染症研究所が、患者の血液や便を検査したところ「C型ボツリヌス毒素」陽性となった。
そのため保健所は、要冷蔵食品を常温保存し、食べたことが原因による『ボツリヌス食中毒』と断定した。
短時間で命にかかわる場合も…
ボツリヌス菌は、食中毒を引き起こす細菌の一種。
この菌は、特に米料理やパスタ、調理済みの野菜などに存在することが多い。
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ボツリヌス食中毒を発症すると、物が二重に見えたり、手足に力が入りにくくなるなどの神経症状が出現。
放置すると、呼吸困難などを起こして、短時間で命にかかわる場合もある。
異臭がある場合は絶対に食べない
ボツリヌス菌による食中毒を予防するためには、
・食材を適切に保存し、冷蔵する。
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・食材を十分に加熱する。
・真空パックなどで、膨張・異臭がある場合は、菌が増殖している可能性がある。
そのため、絶対に食べないように、保健所などが呼びかけている。
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