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ギャンブルで金に困った小学校教諭(25) 深夜・勤務する職員室に忍び込み窃盗 懲戒免職処分に…

島根県教育委員会は10日、益田市立中西小学校の豊田力教諭(25)を、懲戒免職処分にしたと発表。

トレンドニュースキャスター取材班は、県教委から詳しい話を聞いた。

机の中から現金を…

県教委によると、教諭は今年4月30日24時ごろ、自身が勤務する小学校の職員室に忍び込んだ。

(画像:イメージ)

その後、同僚の机の中から、現金2,500円を窃盗。

なお、この小学校では機械警備はなく、教職員全員が入口の鍵を所持していた。

また、職員室の鍵も、全員が分かる場所に置いてあったという。

「金の工面に困っていた」

被害にあった教員が、5月4日に職員室にやって来た際に、現金がなくなっていることに気づき、7日に教頭に申告。

この教員の机に現金が入っていることを知っていたのは、数人の教員だけ。

校長が一人ずつ確認していったところ、豊田教諭が犯行を認めた。

教諭は、教委の聞き取りに「ギャンブルに多額の金をつぎ込んでしまい、金の工面に困っていた。同僚の机に現金が入っていることを知っていたため、それを狙った」と話したという。

さらに、「(金に困っていたことで)冷静な判断ができなかった」と語った。

刑事告発はしない方針

なお、学校の公金や他の教員の被害は、今のところ確認されていない。

また、教諭は被害者に対して、盗んだ金を返金し、謝罪。

県教委は、教諭を刑事告発しない方針だ。

(画像:島根県庁)

県教委の担当者は、トレンドニュースキャスターの取材に「教諭は特別支援学級の担任をしていた。児童の心のケアについては、残っている教員で行っていく」と語った。

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