静岡県で教諭の盗撮を児童が発見する修羅場 さらに生徒への「バカ野郎・クソ・使えないな」などの暴言・暴行行為も発覚!
静岡県教育委員会は、25日に静岡県中部の小学校に勤務する教諭(25)が、同僚教職員へ盗撮を行ったとして、懲戒免職処分とした。
5月には、静岡市内に勤務する教師(35)が、女性の太ももを触り逮捕。
昨年も静岡県内の教職員2人がわいせつ事案で逮捕されるなど、異常事態となっている。
盗撮を児童が発見する修羅の世界
静岡県教育委員会によると、小学校教諭(25)は、今年5月19日午前10時ごろ、勤務する学校の図書室で、同僚女性教職員のスカートの中を、スマホの動画機能で盗撮。
目撃した児童が、教頭に相談して判明した。
女性は警察に被害届を提出し、学校が女性や児童らに謝罪。
男性教諭は「盗撮の動画を見て、自分でもできるのかなと思った」と話しているという。
教諭の暴言で生徒が体調不良に
さらに、県立掛川工業高校に勤務する男性教諭(39)は、昨年11月~今年4月にかけて、自らが指導する野球部の部員に対して、「バカ」、「バカ野郎」、「クソ」、「使えないな」、「頭が悪い」などの暴言を日常的に繰り返した。
なお、これらの教諭の行為で、部員の一人が心身の不調を訴える事態に。
昨年8月には、野球部の勉強会中にスマートフォンを使用していた別の部員の頭をたたいた。
また、県立浜松工業高校の男性教諭(39)は、ラグビー部の生徒の左脇腹を、右足で蹴る暴行を加えた。
教育長が深くお詫び
静岡県の池上重弘教育長は、「教育委員会が一丸となって不祥事防止対策に取組む中、複数の教職員がこのような非違行為を行ったことは、児童生徒、保護者をはじめ、県民の皆様の学校教育に対する信頼を著しく失わせるものであり、社会的責任はきわめて大きく、深くお詫び申し上げます」。
「県教育委員会といたしましては、このことを大変重く受け止め、再発防止に向けて、教職員一人一人が子どもをかけがえのない存在として認識し、人権を尊重する感覚を養うとともに、公教育を担う重みを改めて自覚するよう、具体的・実践的な指導や研修を通じて、職員全体の一層の綱紀粛正と使命感・倫理観の高揚を図り、教育行政の信頼回復に努めてまいります」とコメントした。
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