ハノイ発成田行き機内「モクモク」状態の衝撃 ネットは「いったい何があったの?」
5月21日午前0時30分・ハノイ(ベトナム)発成田行き、ベトジェットエア機内の「衝撃映像」が、SNS上で話題を呼んでいる。
トレンドニュースキャスターは、撮影者から詳しく話を聞いた。
乗客にあわてた様子なし
一人旅会社員のGENKIさんは、エアバス A321の機内の様子を動画で投稿。
この投稿は、1.5万いいねを獲得し、659万表示を突破している。
GENKIさんは、トレンドキャスターの取材に「当時ほかの乗客に大きな反応はなかった。またこの現象について、特に機内アナウンスもなし」と話す。
不気味な霧発生
実は、機内の温度と客室用エアコンの空気の温度に差があると、暖かい空気が急に冷やされ、霧が発生することがあるという。
例えば、高温多湿の気候から離陸する機内は、空調ユニットによって、外気の蒸気が急速に冷やされ凝縮される。
そのため、煙のように不気味に見える霧が、発生することがあるそうだ。
GENKIさんは「これまでにこのような現象を、5回ほど体験した。完全に私の肌感になるが、ベトナム発の路線で多いように感じる」と話す。
なお、ハノイ出発時の外気温は、30℃前後だったという。
「見たことがない現象」との声多数
ネット上では「え、これ何ですか?見たことがない現象」、「ちょっと激しすぎでは…」、「アジア路線に結構乗っているけど、体験したことがない」といった声があがっている。
大きな反響になっていることについて、GENKIさんは「何も知らずにこの現象に遭遇すると、びっくりする方も多いと思う」。
「このツイートが拡散し皆さまの記憶に残り、いつか機内でこの現象と遭遇した時に『あの時のツイートの現象だ!』と思い出して、少しでも不安を減らせたらうれしい」と語った。
(取材・文 小野貴弘)
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