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妻夫木聡×大友啓史監督 映画『宝島』全国キャラバン in 富山 妻夫木「富山の方々に、また、そんな奇跡を『宝島』でも…」

28日、映画『宝島』全国キャラバン第四弾として、妻夫木聡と大友啓史監督が降り立った地は富山県。

妻夫木にとって特別な地

富山といえば、2001年に公開され大ヒットした、妻夫木聡の初主演映画『ウォーターボーイズ』で、動員数全国2位という大記録を樹立した伝説の映画館・ファボーレ東宝(現・TOHOシネマズ ファボーレ富山)がある、妻夫木にとって特別な地。

妻夫木が、映画館のスタッフが用意してくれたウェルカムボードを眺めていると…。

そこに現れたのは、24年前、『ウォーターボーイズ』公開当時、支配人を務めていた藤村健二さん。

すでに現場を離れていたが、今回、『宝島』の舞台挨拶の実施を聞きつけ駆けつけてくれたという。

「またあの時の気持ちに戻りたい」

全国キャラバン第4弾として、かねてより願っていた富山を再訪することができ、大きな喜びを感じているという妻夫木。

妻夫木は「『宝島』全国キャラバンを始めたきっかけとなったのが、初めて主演した『ウォーターボーイズ』という作品で全国をまわった経験で、またあの時の気持ちに戻りたいという思いでした。その中でも大きなきっかけとなったのがファボーレ東宝の存在が大きくて」。

「当時舞台挨拶に来てびっくりしたのが、映画館の支配人含めスタッフの方々が『ウォーターボーイズ』を愛してくれて、それぞれの方が考えてくれたアイディアで、感想文を置いたり、色んな工夫をして応援してくださって」。

「富山の方々にも『ウォーターボーイズ』という作品が愛されました。だから、富山の方々に、また、そんな奇跡を『宝島』でも起こしてもらえないかなと期待して今日は来ました!」と、目を輝かせながら熱弁した。

ひとりひとりに丁寧に向き合いながら…

観客からの質問に直接答えるコーナでは、大友監督が「取材をする中で、沖縄の人たちの、ただの怒りではない、”俺たちもここで生きているんだ”というような心の咆哮(ほうこう)のようなものを感じました」。

「エキストラとして参加いただいた延べ2,000人もの、ひとりひとりに丁寧に向き合いながら演出しました」と語った。

「特に若い方に見てほしい」

妻夫木も「全ての世代の方に見ていただきたいけれど、特に若い方に見てほしいですね」。

「僕自身もこの作品を通じて、知らなかった沖縄に、過去のことも今のことも全て含めて向き合いました。これから未来を生きる子供たちにも伝えていかなきゃいけないと思うんですよね」と熱い思いを伝えた。

『宝島』

出演:妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太

塚本晋也、中村蒼、瀧内公美、栄莉弥、尚玄、ピエール瀧、木幡竜、奥野瑛太、

村田秀亮、デリック・ドーバー

監督:大友啓史

原作:真藤順丈『宝島』(講談社文庫)

2025年9月19日(金)より全国公開

配給:東映/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

©真藤順丈/講談社 ©2025「宝島」製作委員会

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