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埋もれ人材可視化で企業の採用力強化!Thinkings 人材最適配置プラットフォーム「sonar Connecter」発表

10月28日、Thinkings株式会社は、人材最適配置プラットフォーム「sonar Connecter」を発表した。

発表会には、株式会社人材研究所 代表取締役社長の曽和利光氏と、Thinkings株式会社新規事業開発責任者の森田徹氏が登壇。2名によるトークセッションでは、埋もれ人材の現状と課題、そして企業・個人双方に求められる変化についての議論が交わされた。

採用の内外をつなぐ新機能「sonar Connecter」

Thinkingsは、採用管理システム「sonar ATS」を主軸に、応募から入社・異動までのプロセスを一元管理するプラットフォームを展開。「sonar ATS」は大手から中小・ベンチャー企業まで約2,300社の導入実績を誇る。

今回発表された「sonar Connecter」は、外部採用と社内公募・異動を統合的に運用できるポジション管理ソリューションだ。

求人票の作成やジョブボード生成、進捗モニタリングを一貫して行えるほか、生成AIがスキル提案や要件定義を支援。事業部が「なぜその人材が必要なのか」を明確化し、最適な人材配置を迅速に行うことを可能にする。

森田氏は「これまで分断されていた外部採用と内部異動を同期させることで、企業が必要なポジションを最速で充足できる環境を整えられる」と説明した。

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「埋もれ人材」の実態と組織の課題

Thinkingsが実施した調査によると、20〜50代の働き手のうち約44%が「自分の能力を活かせていない=埋もれ人材」であると回答した。また約40%は、昇進意欲がなく必要最低限の努力や業務にとどまる、静かな退職予備軍に該当。

一方で、能力を発揮できている人材ではこの割合が約12%と、埋もれ人材の静かな退職リスクは3倍以上にのぼるという。

この結果を踏まえ、森田氏は「上司や同僚とうまくいかず、自分を埋もれ人材だと感じている人が非常に多い。本来の能力や意欲を発揮できないまま、静かな退職へと向かってしまうケースが少なくありません」と語る。

曽和氏は「自己評価と他者評価のギャップが大きく、ネガティブフィードバックがうまく機能していない。日本ではできていないことを正直に伝える文化が弱いため、自己認知が歪んでしまう傾向があります」と、埋もれ人材の背景に認知のズレがあると指摘。

社内公募は整備されても使われていない現実

さらに調査では「社内公募制度がある」と答えた人が約40%に対し、実際に応募した人は約20%、そのうち希望通り異動できた人は約11%だという結果も出ている。

こうした現状を踏まえ、森田氏は「社内で異動の制度は整っていても、自分のキャリアを自分でつくるという意識がまだ浸透していません。日本人は期待に応えたいという思いが強く、上司に言われたことをやる傾向がある。結果、自分の希望を出す人は限られてしまうのです」と話した。

「sonar Connecter」では、こうした企業が抱える人材の悩みを一挙に解決する。見えない人材をどう活かすかについてお悩みの企業は、導入を検討してみてはいかがだろうか。

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