
あの『アニメージュ』が週刊に!? あれから48年、今度はスマホで毎週やってくるらしい
あれから48年。書店で分厚い背表紙を見かけては、「今月も情報多そうだな……」と手に取っていた人も多いはずの『アニメージュ』。その名前が、今度は「週刊」を名乗ってスマホの中に現れる、という発表がありました。
紙ではなく、電子専売。月刊で腰を据えて読む存在だった老舗アニメ誌が、毎週金曜日に更新される──これはなかなか思い切った施策。

1978年、アニメ専門誌として生まれた
『アニメージュ』は1978年5月に創刊され、同年7月号が創刊号として発行されました。徳間書店によれば、同誌は「現存する最古のアニメ雑誌」とされています。
テレビアニメが急速に広がり始めた時代に、作品情報だけでなく、制作側の声やカルチャー全体を扱ってきた媒体で、長年にわたり“アニメを深く知るための雑誌”という立ち位置を築いてきました。
電子専売『週刊アニメージュ』が2026年に創刊
今回発表されたのが、電子書籍専売の週刊エンタメマガジン『週刊アニメージュ』です。創刊日は2026年2月6日で、以降は毎週金曜日に配信される予定とされています。
扱う内容はアニメを中心に、制作舞台裏、声優やスタッフのインタビュー、イベント情報、グッズ、コスプレ、さらには漫画連載まで幅広い構成。月刊『アニメージュ』で培ってきた取材力に、ニュースサイト『アニメージュプラス』の速報性を掛け合わせる、という説明がなされています。
特徴として強調されているのが、スマートフォンでの閲覧を前提にした設計。1ページ完結型でスクロール不要、短時間で読める構成にすることで、通勤通学やスキマ時間での閲覧を想定しているとしています。



紙から電子、そして“週刊”へ
この動きの背景には、出版市場全体の変化があります。出版科学研究所の発表によると、出版市場全体は微減傾向にある一方、電子出版は伸びを続けています。雑誌も例外ではなく、電子で読まれる前提の設計が求められる時代になりました。
また徳間書店は、2028年に『アニメージュ』が創刊50周年を迎えることにも触れており、今回の週刊化は節目を見据えた新たな展開の一つと位置付けられています。
“月に一度じっくり”だけではなく、“毎週こまめに”。読者の情報摂取スタイルに合わせて、老舗ブランドの形を変える──そうした流れの中に、『週刊アニメージュ』は置かれているようです。
普見 康 / ガジェット・トレンド好き40代ライター
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