部活動中に『海で溺れる』　女子生徒(中1)死亡　過去には【授業中】車にひかれ死亡する事故も…　

平塚市教育委員会は17日、市内の中学校に通う女子生徒(1年生)が、部活動中に海で溺れ死亡した事故の検証結果を公表。

練習着のまま泳ぐ

今年8月4日、市立中学校・陸上部の生徒14人が「ひらつかビーチパーク」の砂浜で、約1時間練習した。

その後、部の顧問がクールダウンをする目的で、「海に入ってもいい」と生徒たちに指示。

練習着のまま、海で泳いだ女子生徒3人が溺れた。

ライフセーバーに3人は救助されたが、1人の女子生徒が死亡。

海での練習を校長・保護者に伝えず…

事故当日は、潮の流れが早く「遊泳注意」となっていた。

また、溺れた女子生徒たちは、浜辺から約20メートル流された。

なお顧問は、海で練習することを、校長や保護者に伝えていなかった。

【授業中】車にひかれる事故

平塚市教育委員会は「顧問や校長の安全管理が不十分だった」と指摘。

平塚市では2014年にも、図画工作の授業中に、小学校の正門前で児童(当時6年生)が、他の児童を迎えに来た保護者の車にひかれて、死亡する事故が発生。

事故当時、クラス担任は教室内で、図工の評価をまとめる仕事をしていた。