
ラーメン店で【まぜ麺】食べた『7人発症』 「サルモネラ属菌」食中毒 5人は医療機関受診
新潟市は22日、市内のラーメン店で食事をした7人が、食中毒症状を訴えたと発表。
6人から「サルモネラ属菌」検出
食の安全推進課によると、今月8日『らーめん八起』で、「まぜ麺」を食べた男性7人(10~20代)が下痢、腹痛、発熱などを発症した。
うち5人は、医療機関を受診。

保健所が検査した結果、発症者6人からサルモネラ属菌を検出。
「まぜ麺」が原因の食中毒として断定し、店に対して3日間の営業停止を命じた。
生たまごやそぼろなどを使用
店が提供したまぜ麺には、生たまご、ぞぼろ、ニラ、ネギなどが使われていた。

今のところ、食中毒の原因となった具体的な食材は、特定できていない。
生または加熱不足
サルモネラ属菌は、自然界や動物の腸内などに、広く存在する細菌の一種。
特に鶏や豚、牛などの家畜、ペットのカメやヘビなども保菌していることがある。

また、生または加熱不足の卵や鶏肉、豚肉、牛肉の摂取などで「サルモネラ属菌」食中毒を発症する。
身近な場所や食品に…
サルモネラ属菌による食中毒を予防するためには、
・肉や卵は十分に加熱して食べる(中心温度75℃で1分以上加熱が目安)。
・生肉や生卵を扱った後は、必ず手や調理器具をよく洗う。
・調理済みの食品と、生肉・生卵を分けて保存・調理。
・ペットに触れた後や、動物園・牧場などに行った後は必ず手を洗う。
・清潔な水や安全な食品を選ぶ。

なお、サルモネラ属菌は、身近な場所や食品に潜んでいることがあるため、十分な注意が必要だ。
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