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映画『爆弾』山田裕貴&佐藤二朗 【ヘルシンキ国際映画祭】登壇! 山田「僕にとっては初めての海外映画祭」

24日、第38回フィンランド・ヘルシンキ国際映画祭で、映画『爆弾』ワールドプレミアが開催された。

日本に先駆けて、海外で完売満席御礼!

また、主人公・類家役の山田裕貴と、謎の男スズキタゴサク役の佐藤二朗が、大熱狂の中揃って登壇した。

「これだけ日本の作品の関心が高く…」

上映前に行われた本作舞台挨拶では、山田と佐藤がそれぞれフィンランド語で自己紹介を行い、あたたかい拍手で観客に迎えられた。

山田は満員の会場を見渡しながら、「僕にとっては初めての海外映画祭で、フィンランドの方にこれだけ日本の作品の関心が高く、こうして集まっていただけることが何より嬉しいです」。

「日本には素晴らしい作品、素晴らしい監督、素晴らしい俳優がたくさんいます。『爆弾』はそれをもっと知っていただくための足掛かりになるような面白い作品になっていると思うので、ぜひぜひ楽しんで言ってください!」と笑顔でコメント。

敬愛するフィンランド

佐藤は、好きなフィンランド語として「SISU」という言葉を挙げ、「フィンランド人の魂、不屈の精神ということで若いころからこの言葉が大好きで、敬愛するフィンランドに来られて幸せです」。

「今日はこの上映が終わった後、サーモンスープを食べるのが楽しみです!」と語り、会場からも大きな拍手が上がっていた。

拍手喝采とスタンディングオベーション

上映後には、拍手喝采とスタンディングオベーションがわき起こり、映画『爆弾』は早くも世界のファンを魅了。

満員の観客と共に本編を鑑賞した山田は、本映画祭で初上映を迎えられたことをあらためて喜んだ。

さらに「まだ日本で上映してないからわからないですが、フィンランドのみなさんがこんなに笑ってくれるんだとびっくりしました!」とまさかのリアクションについて言及した。

「みなさんとても笑っていて…」

上映中は、佐藤演じる、爆弾の存在を予告する謎の男・スズキタゴサクに対する反応が多かったようで、山田も「僕がこの映画で一番好きなタゴサクの“動画”のシーンで、めっちゃウケてましたね!」と大興奮。

佐藤は「ものすごくひどいことも言っているのに、みなさんとても笑っていて…日本で公開した時は、フィンランドで大ウケだったと話せますね!」と笑顔を見せた。

初めてトナカイ料理

そして「この映画祭以外で、フィンランドで面白かったことは?」と質問された山田は、初めて「トナカイ料理」を食べたことについて言及。

「僕ら日本人は、トナカイはサンタさんのソリをひっぱるイメージがあるんですけど、まさか食べるとは思わなかった…初めて食べたんです!」と山田が語った。

すると、佐藤が「そしたらめっちゃおいしかったんです!」と続け、山田が「これからは、サンタさんとトナカイをまっすぐ見られないかもしれません…」と話すと、会場からは笑いと共に大きな拍手が送られた。

束の間の海外を満喫

映画祭での熱気と交流を経て、山田と佐藤はヘルシンキ大聖堂を訪れたり、遊覧船で街を巡ったりと束の間の海外を満喫した。

劇中では、冷静かつ飄々とした振る舞いの裏に鋭い眼差しを秘める類家と、一見平凡だがその佇まいに底知れぬ不気味さを漂わせるタゴサクとして、緊迫のやり取りを繰り広げる二人。

しかしその火花を散らす対峙ぶりとは裏腹に、思わず微笑んでしまうほど穏やかな表情も印象的だった。

映画『爆弾』

10月31日全国ロードショー!

©呉勝浩/講談社 ©2025映画『爆弾』製作委員会

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