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昼に『弁当食べた28人発症』2人入院 「ノロウイルス集団食中毒」 店を営業禁止処分に…

岐阜県は5日、多治見市内の飲食店が提供した弁当を食べた28人が、食中毒症状を訴えたと発表。

調理従事者からノロウイルス

県の生活衛生課によると、1日昼、飲食店『ユミヤ』が製造した弁当を食べた男性18人、女性10人が、次々に下痢やおう吐を発症。

12人が医療機関を受診し、うち2人は入院した。

(画像:岐阜県庁)

保健所が検査した結果、調理従事者と発症者の便から、ノロウイルスを検出。

ノロウイルスによる集団食中毒と断定した。

店は食品衛生法に基づき、再発防止策が講じられるまで、無期限の営業禁止処分。

今後さらに増える可能性

なお、提供された弁当のメニューは、串カツ、もやし炒め、コーヤ豆腐の玉子とじ、カツオメンマ、ごはん。

(画像:イメージ)

1日(木)に製造された弁当は486食だが、5日までに調査が完了した人数は71人のみ。

そのため、発症者がさらに増える可能性がある。

昨年より225人増

今回も調理従事者の手指から、ノロウイルスが食材に移り、集団食中毒に発展したとみられる。

(画像:ノロウイルス 提供:東京都健康安全研究センター)

また岐阜県内で、今年1月1日~今月5日までの食中毒発生件数は13件で、発症者は658人。

昨年の同時期と比べて、225人多い。

引き続き、十分な手洗いなど、基本的な対策の徹底が必要だ。

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