
大学で『仕出し弁当』食べた130人発症 「ノロウイルス集団食中毒」 5人入院・69人医療機関受診
東京都は23日、大学(大田区)の教職員や学生、あわせて130人が食中毒症状を訴えたと発表。
学生向けガイダンスの昼食
都の保健医療局によると、今月3日、大学で学生向けガイダンスが開催され、昼食として『山六給食』の仕出し弁当が出された。
その弁当を食べた男女130人が、下痢、おう吐、発熱などを、次々と発症。

うち5人が入院し、男性27人、女性42人が医療機関を受診した。
業者を営業停止処分
保健所が検査した結果、調理従事者2人と従業員トイレ、また発症者からノロウイルスを検出。

ノロウイルスによる集団食中毒と断定し、都は食品衛生法に基づき、業者に対して3日間の営業停止を命じた。
従業員トイレからノロウイルス
当日提供された仕出し弁当のメニューは、鮭の西京焼き、鶏の唐揚げ、きんぴらごぼう、厚焼き玉子、ひじきの煮物など。
なお、調理従事者の手指から、ノロウイルスが弁当に移り、集団食中毒に発展したとみられる。
今回は、拭き取り調査で、従業員のトイレからノロウイルスを検出。

そのため、特にトイレの後には、十分な手洗いをするよう、保健所が呼びかけている。
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