地方公務員でありながら飲食店社長!? 逮捕された消防士の意外な肩書 消防本部は取材に「知らなかった…」
警視庁は、鎌倉市消防本部に勤務する消防士・野見山大地容疑者(30)を、私印不正使用の容疑で逮捕した。
なお、野見山容疑者の「意外な肩書」が判明。
朝日新聞記者を装い取材
警視庁によると、野見山容疑者は今年4月、明治神宮野球場で大学野球・応援団の学生に、朝日新聞社の元社員の名刺を渡した疑いが持たれている。
野見山容疑者は、朝日新聞社の記者を装い、複数の応援団やチアリーダーの取材を繰り返していたという。
警察の調べに、野見山容疑者は「フリーランスより、朝日新聞を名乗る方が取材を受けてもらえると思った」などと語った。
『飲食店社長』と自己紹介
野見山容疑者は、朝日新聞デジタルマガジン&【and】で、2023年10月まで連載を担当。
顔写真付きの自己紹介には、写真家と書かれており「カメラ片手に世界一周、アフリカ横断を行う。これまで70カ国以上を訪れた」と掲載。
さらに、「都内を中心に展開するタイ料理店『チャオタイ』の社長でもある」と書かれている。
地方公務員でありながら、飲食店社長も兼務していたのか。
消防本部は「知らなかった…」
鎌倉市消防本部は、トレンドニュースキャスターの取材に「飲食店社長という申請は出されていないし、我々も知らなかった」と話す。
また、「現在警察に拘束されているため、釈放後に本人に事実関係を確認。その後、厳正に対処していく」と語った。
なお、野見山容疑者は、消防署に勤務し、火災現場への出動や救急活動に携わっていた。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。