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上司を「低能」などと罵倒 さらに20日連続欠勤も 足立区が『破天荒』女性職員を懲戒免職 職員は「上司を不快にさせたかった」

東京都足立区は、上司に対して「低能」などと罵倒メッセージを送り、さらに欠勤を繰り返した女性職員(52)を、懲戒免職処分にしたと公表。

トレンドニュースキャスター取材班は、足立区の人事課から詳しい話を聞いた。

罵倒メッセージを執拗に送付

人事課によると、処分を受けたのは、足立区の子育て支援などの業務を行う「子ども家庭部」の女性職員。

この職員は、昨年3月から約3カ月間、公用のチャットツールを使用し、上司に対して「低能」、「バカにするな」、「あなたのもとで働く気持ちはない」などと罵倒。

メッセージは休日を含め、1日に数件から50件ほどを送付し、午後11時に上司のスマホに送られて来たこともあったという。

上司は、このような行為を止めるように何度も指導したが、職員は従わなかった。

20日間連続欠勤も

また、この職員は、一昨年6月から2年余りで、合わせて124日間欠勤。

年度が始まると、年次有給休暇をすぐに使いきり、その後最大で20日間連続欠勤したこともあった。

さらに、6時間遅刻も1回あり、上司は体調が悪いのであれば、診断書を出すように指導。

しかし、女性職員は「体調が悪ければ休むのは当然だ」と主張し、指導を無視した。

上司を不快に…

人事課の聞き取りに対して、この職員は「上司のもとで勤務したくなかった。上司との関係がうまくいかず、上司を不快にさせたかった」などと話したという。

(画像:足立区役所)

足立区は今回、この職員が地方公務員法第32条(法令等及び上司の職務上の命令に従う義務)と、同法第35条(職務に専念する義務)に抵触と判断。

さらに、足立区の条例にも触れたとして、職員を懲戒免職処分とした。

トレンドニュースキャスターの取材に対して、人事課は「同じことを繰り返さないように、職員の服務管理を徹底し、再発防止に取り組む」と述べた。

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